今年もやって来ました三笠市立博物館。化石クリーニングをもう一度体験したくて、この日を選んで行ってきました。

　 まずは博物館内を見て回ります。
入口すぐにある世界最大のアンモナイトのレプリカ。 殻の直径は2.5mもあるとか。
去年も見てはいるのですが、この大きさにはやはり絶句。

　館内には１ｍ級のアンモナイトが沢山。　 別名、化石の博物館と呼ばれているここは道内各地から発掘された、様々な化石が所狭しと並べられています。

　 こちらはアロサウルスの複製標本です。
推定で体長9.4m　高さ3.5ｍの大きさで１億４千万年前の地球上で最強の威力を振るっていた肉食恐竜。
さすがに北海道内からではなく、アメリカユタ州の「恐竜の谷」と呼ばれるところから発掘されたとか。

　特別展示で鮫の歯化石の展示も。
鮫の歯ってたくさん抜け替わるってご存知でしたか？
写真は口の中からみた構図になっていますが、何列も次の歯が並んでいるのが見えるでしょうか？
数千、数万の単位で歯を消費するそう。 肉食動物にとって、それだけ歯は大事と云うことでしょうね。

　 最後に化石クリーニング体験へ。
今年はアンモナイトの化石掘り出しに挑戦です。 タガネとハンマーを使い化石を傷つけないように地道にコツコツと不必要な部分を削っていきます。
なかなか神経を使う作業の上に、当然岩なので硬い･･･。
１５分の体験時間はあっという間に終了。 終わったときには手首が痛くなってしまいました。

　春には山に登って本格的な化石発掘ツアーもするとか。
次回はそちらに挑戦してみようかな。
今から足腰鍛えておかなくちゃ。

（文：大谷）